Wi-Fiルータの違い |
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2022年09月28日 |
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今月のブログは企画開発部の仙波が担当します。
何を書こうかな~と思っていたんですが、以前パソコン選定の話があったので
それによく似たネットワークの話をしようと思います。
皆さん、Wi-Fiルータ使っていますか?
Wi-Fiルータは各社から色々な種類のものが出ていてどれが良いかよくわからないと思います。
(見た目だけで翼が生えているように見えるものや、角みたいなアンテナが生えているものがあります)
こんなの
とか、
こんなの
です。
選定する上でよく気にするのは無線の周波数です。
Wi-Fiルータには主に 2.4GHz と 5GHz の2種類の周波数があります。
つい最近(2022年9月) 新しい規格の認可が下り 6GHz というものもあります。
Wi-Fi のアクセスポイントではよく、
2.4GHz の場合、アクセスポイント名に g や 2.4g という名前がついています。
5GHz の場合、アクセスポイント名に a や 5g という名前がついています。
ちなみに、Wi-Fiの5GHz と 携帯電話の通信規格である 5G とは全くの別物です!!
※携帯電話の通信規格 5G の G には Generation(世代) の意味があります (5世代目の5です)
Wi-Fiの周波数ですが、それぞれ長所短所があります。
■ 2.4GHz
・長所
電波が遠くまで届きやすい。(壁や床があっても影響を受けにくいです)
・短所
Wi-Fiルータ以外でもよく使用される周波数である。
例えば、電子レンジなどの家電や、Bluetoothなどの通信にも使用されています。
Wi-Fiルータ以外で使っていたら何がいけないの?
と思う人がいると思いますが、同じ周波数帯の電波を使用していると電波同士が干渉し、
Wi-Fiの電波が弱まることがあります。
電波が弱まることで遠くまで届かなかったり、通信が切れてしまったりということが発生します。
■ 5GHz
・長所
他の機器との電波干渉が起こりにくく通信が安定し、通信速度が早くなる。
・短所
壁などの遮蔽物には弱く、壁を2,3枚挟むと極端に電波が弱くなるということが起こります。
また、屋外で使用するためには制限があります。(DFS機能がついてない状態で使用していると電波法違反です)
■ 6GHz
・長所
混雑なく、通信ができる。
通信速度が早く、大容量のデータでも少ない遅延でデータ通信が行える。
・短所
最近認可が下りたこともあり、対応機器が少ない。
じゃあ、どれがいいの?ということですが、
自宅で使用する際には、通信が安定し速度も出る 5GHz 対応のものが良いです。
ちなみに、通信速度や安定性を取るとなると 6GHz 対応のWi-Fiルータもありますが、
使用する端末側が対応していなかったりもするので、まだ選ばなくて良いかな~と思います。
あと、出たばっかりということもありすごく高いです。(私は買えない・・・)
以上、簡単ですがWi-Fiルータの違いでした。
本当はもっと他にも違いはあるんですが、書き出したら長くなるのでここで終わりにします。
だれかが、続きを書いてくれるかも・・・。