年末年始は自宅でRPA |
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2020年12月22日 |
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経営企画室 正岡です。
早いもので気が付けば今年最後の月になりました。
今年は「ニューノーマル」という言葉に表現される通り、コロナ禍によって様々な既存の仕組みが見直される契機が生まれました。
たとえば出社をやめてテレワークにするとか、申請・承認の書類にハンコをつかなくていいようにするとか、そういったことが挙げられるでしょう。
そんな「業務効率化を推進しようぜ!」という流れの中、RPAが大きく注目を集めていることは、皆さんもご存じのことと思います。
既にRPAにかかわっている方もいるかもしれませんし、これから触れる機会がある人もいるかもしれません。
「コロナ RPA」とGoogle検索すれば、いくつか記事も見つかります。
【参考】
・政府、RPAを新型コロナ対策へ活用 UiPathが協力
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/25/news083.html
・新型コロナウィルス(COVID-19)対策としてのロボット(RPA)の支援
https://www.fpt-software.jp/covid-19-its-robots-to-the-rescue/
そこで!
今回はRPAツールの一つである、「Sikulix」をさらりとご紹介します~。
※他にもいろいろとRPA用のツールはあるのですが、筆者が最近Sikulixに触る機会があったという理由で選択しました。
「Sikulix」の特徴はこちら。
1.無料
何といってもこれ。何かを新しく導入するときにはまずコストが気にかかるところですが、Sikulixは完全に無料です。
追加費用は(今のところ)掛かりません。
2.メジャーなOSに対応している(Windows,Mac,Linux)
どんなOSにも導入できるので、「せっかくのツールなのに特定のOSじゃないと使えないんだ…」というガッカリを避けられます。
3.人間による画面操作をばっちり自動化できる
Sikulixは画像処理を使うことができるRPAツールです。
要はクリックやカーソル移動といったマウス操作や、キーボードによる入力などを画像認識しながら実現することができます。
(例)
デスクトップのアイコンを探してクリックする→表示された検索窓の表示位置をクリック→「デジタルピア」と入力する→Enterキーを押して実行
4.操作の対象を画像を使って登録できる
項目3で説明した通り、Sikulixは画面操作に強いことが特徴です。
故に操作する対象画像(アイコンなど)を自動化したい動作指示を書く際に指定する必要があるのですが、
これもSikulixに備わっているスクリーンショットに撮る機能でぱぱっと撮影できてしまいます。すごく便利!
先程の様にインターネット検索程度の事であれば、慣れてしまえば5分後には自動化できるようになっています。
他のRPAツールと比較しても、Sikulixは操作が直感的で分かりやすいな~と私が感じるところですね。
如何でしょうか。
これらをうまく活用できれば、時間外に行う必要がある作業も自動化でき毎日定時退社も夢ではありません。
またPythonでコードを書くスキルがあれば、もっと細かく制御する事も出来ます。
時間を扱う複雑な勤怠入力、WebEDI取引、専用システムとの連携、Excel出力、検証作業などなど、、、
アイデア次第で業務効率化への可能性は大きく広がっています。
皆さん、新しい年はRPAの可能性を一緒に考えてみませんか?